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害虫大辞典 日本昆虫学会名誉会長 安富和男氏 監修

害虫辞典

マメハンミョウ Epicauta gorhami MARSEUL

マメハンミョウはツチハンミョウ科の甲虫で、体液に含まれる毒成分もツチハンミョウと同じカンタリジンマメハンミョウです。 成虫は体長1.2-1.8センチ、体と前翅は黒色、頭部は橙赤色。前翅と前胸背板に白い縦の条線をもつものもいます。
成虫は草食性で、食性の幅が広く、野草ではシロツメグサ、ヨメナ、農作物ではダイズなどのマメ科植物、ジャガイモ、ナス、ニンジンの葉を食べ、とくにダイズの大害虫です。
集団株を加害しながら移動していく習性が見られます。 幼虫はイナゴ類やバッタ類の卵を食べて育つ肉食性で、成虫になると食性が変わります。
マメハンミョウは近年数が減りました。その理由はBHCなどの農薬で水田のイナゴが激減したためのようです。最近になって農薬の種類が変わってイナゴが復活し、それにつれてマメハンミョウも増えてきました。