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害虫大辞典 日本昆虫学会名誉会長 安富和男氏 監修

害虫トリビア

「ミツバチの口器」

ミツバチの口器


ハチの口器は咬む型(咀嚼口式)を原形とし、発達した大顎をもっています。
更に吸う機能の口(吸収口式)までそなえたものも多く、特にミツバチの口には細長い口吻があって、蜜を吸う場合は図のように口吻を伸ばします。

咀嚼と吸収のどちらの機能もあわせもつ口を「咀嚼吸収口器」と呼び、昆虫のなかで最も進化したものです。