ゴキブリの防除
ゴキブリの種類・生態・被害例

ゴキブリ類は、数億年前に地球上に現れた古い系統の昆虫で、様々な病原微生物を体表面に付着させたり、排泄物から伝播することが知られています。また、食品への混入事故や古文書の食害、アレルギー、電機器類の故障などを引き起こすことがあります。日本には58種類のゴキブリが分布生息していますが、害虫として問題になるのは以下のようなわずかな種類です。
クロゴキブリ

一般的に言われるゴキブリは本種を指して言われることが多いようです。
体長3~4cm、体色が光沢のある黒褐色です。全国に分布し、一般住宅で最も普通に見られるゴキブリで、飲食店などでも多く見られます。
素早く動き回り、屋外にも生息しており、時々照明に飛来して屋内に侵入します。繁殖や越冬に適した環境を求めて屋外と屋内を行き来して生息します。
チャバネゴキブリ

小型のゴキブリで体長1~1.5cm、体色は黄褐色です。全国に分布し、あらゆる建物の暖かいところに生息します。完全な屋内生息種で飛翔することはできませんが、荷物などにまぎれて各地に広がります。低温に弱く屋外で越冬することができません。他のゴキブリに比べて成長スピードが早く、また繁殖力が旺盛であるため、大発生することがあります。
ワモンゴキブリ

日本の屋内性ゴキブリの中では最大種です。体長3~4.5cm、体色は光沢のある褐色で、前胸背に黄色の輪紋があるのが特徴で名前の由来となっています。アフリカ原産の熱帯系ゴキブリで、暖房の普及とともに分布を広げ、世界的な大害虫となっています。ビル、地下街、マンホール、ゴミ処理場などに生息します。
■ ゴキブリの防除方法
● トラッピング

最初に防除施工を行う前に現状の生息状況を確認するため、粘着シート捕獲機を用いて調査を行う場合があります。ゴキブリの種別、生息数、などの事前把握や防除後の効果判定を行います。
● 残留噴霧処理

ゴキブリ防除用に様々な薬剤がありますが、現場状況に適した薬剤を選択し基本の防除となる残留噴霧を行います。ゴキブリに直接吹きかけることにより駆除できます。また、生息場所・通り道などに薬剤を噴霧することにより液剤が乾いた後も一定期間の防除効果を得ることができます。薬剤の有効成分が結晶となって噴霧箇所に残留し、ゴキブリの足裏や体表面から薬剤が作用し効果を発揮します。一定期間後は薬剤の防除効果が薄れるので定期的な防除計画が必要となります。
● 空間処理

残留噴霧ができない箇所や隙間などに潜むゴキブリを追い出す効果と体表面に薬剤粒子を付着させる効果を併せ持つ防除方法です。
空間処理に適した薬剤(ピレスロイド系)を使用し、専用機材で微粒子化(ULV処理)したり、炭酸ガス製剤で霧状にして処理します。
● ベイト処理

薬剤を散布処理できないような場所であったり、ゴキブリの生息が多くないような場所に適した防除方法です。
ベイトとは餌を意味し、ゴキブリの好む防除用餌剤を潜む箇所や通り道に塗布します。ベイト剤を食べたゴキブリはすぐには死なずに仲間のいる場所周辺に嘔吐物や糞を排出します。ゴキブリは自種の嘔吐物や糞を食べる習性があるため、多くの仲間を同時に駆除できます。効果が現れるのに日数を要しますが、習性を利用した優れた防除方法です。
ゴキブリの防除施工料金

害虫害獣防除のご契約プランとして、施工を1回のみ行う「スポット契約」、期間や回数を決めて施工を行う「短期契約」、1年間の間に定期的な検診を行い都度処理を行う「年間契約」の3つのプランをお選びいただけます。お客様のご都合に合わせた料金選択が可能です。詳しくは料金表をご覧ください。
害虫・害獣の調査・診断が無料!


ガイチュウバスターズでは害虫害獣被害の現場調査診断を無料で行っております。入念な現場の調査診断の後、その場で適正なご提案を無料でさせていただきます。もちろん、診断の後に防除施工を行わないこともお選びいただけますので、被害にお悩みのお客様は是非一度当社の無料診断をご利用ください!
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