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害虫大辞典 日本昆虫学会名誉会長 安富和男氏 監修

害虫辞典

オオチョウバエTelmatoscopus albipunctatus Williston

オオチョウバエはチョウバエ科に属し、本州、四国、オオチョウバエ成虫九州に分布して
います。成虫は体長約4mm、暗灰色、終齢幼虫は体長約9mmです。
メス成虫は僅か5-6日の寿命の間に50-100個の卵を水辺に産みつけます。幼虫は下水溝、浄水槽、汚水処理場の汚泥中にすんで有機物を食べ、水面上に呼吸管を出して空気を吸い、移動法は蠕動<ぜんどう>運動を用います。近年、とくに浄化槽から大発生することが多く、次のホシチョウバエとともに「濾床<ろしょう>バエ」の別名があります。人家の居間に侵入して細菌の運搬者となるので要注意です。